2026/03/23
新しいアナフィラキシー補助治療薬『ネフィー点鼻液』発売です
《アナフィラキシーとは?》
食物やハチ毒などの原因物質(アレルゲン)に触れてから数分〜数時間以内に下記の症状が現れることを言います。
・皮膚症状(蕁麻疹、かゆみ)
・呼吸器症状(息苦しさ)
・消化器症状(腹痛、嘔吐)
・循環器、神経症状(血圧低下、めまい、意識がもうろうとする)
さらに、血圧低下や意識障害を伴うと「アナフィラキシーショック」という状態になります。
《ネフィー点鼻液について》
ネフィーは血圧が低下したショック状態を改善するための補助治療薬になります。
上記の症状が現れたらすぐに投与してください。
片側の鼻に1回噴霧する、1回使い切りタイプの点鼻薬になります。
*特徴*
・注射は使わず、鼻の中にスプレーするだけでアドレナリンを迅速に吸収できます。
・注射ではないので、子どもや保護者さんが躊躇いがなく投与できます。
・体重が15kg以上:1mg、30kg以上:2mg
を通常1回投与ができます。効果不十分な場合には、1回目の投与から10分以降を目安に、同じ側の鼻に2回目の投与ができます。
*注意点*
・使ったあとは鼻をすすらないようにしてください。
・現時点では救急隊員、保育園・学校職員による投与はまだ許可されていません。
・使用後はすみやかに医療機関を受診してください。
*有効性*
ネフィーは、臨床試験においてエピペン(筋肉注射)と同等の血中濃度が得られることが確認されています。
*副作用*
主な副作用としては、鼻の中の違和感、頭痛、鼻出血などの局所症状のほか、アドレナリン特有の動悸、血圧上昇、悪心(吐き気)、震えなどがあらわれることがあります。
ネフィーはどの医療機関でも処方できる薬剤ではなく認定を受けた医師のみが処方できます。当院では岡田院長が登録医師となっておりますので、ご希望の際は院長が出勤している時間にお越しください。
何卒よろしくお願い申し上げます。