アナフィラキシー

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アナフィラキシー

アナフィラキシー

アナフィラキシーとは短時間に全身にあらわれる激しい急性のアレルギー反応です。
アナフィラキシーは、時にアナフィラキシー・ショックに到り、生命を脅かす危険な状態になりことがあります。

アナフィラキシーを引き起こす主な原因(アレルゲン)

  • 食物(卵、牛乳、小麦、そば、ピーナッツ、カニ、エビ、イクラなど)
  • 昆虫(スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチなど)
  • 薬(抗生物質、解熱鎮痛剤、ワクチン、麻酔薬など)

アナフィラキシーの主な症状

冷や汗、血圧低下、咳、呼吸困難、嘔吐、下痢、便・尿失禁、蕁麻疹、粘膜の腫れ、痒み、しびれ、耳鳴り、めまい、けいれん、意識障害など。

対策

原因物質の摂取を避けることが重要ですが、状況によっては避けられないこともあります。
このため万が一に備え、エピペンの携帯をお勧めしています。
エピペンとは、アナフィラキシーがあらわれたときに使用し、医師の治療を受けるまでの間、症状の進行を一時的に緩和し、ショックを防ぐための補助治療剤(アドレナリン自己注射薬)です。

当院では、エピペンの処方を行っております。

初診時詳細な問診と必要に応じて原因物質のIgE抗体の有無を検査します。
後日予約で、DVD視聴、医師・看護師によるレクチャー、ダミーキットによるトレーニング、同意書の記入、処方という流れになります。
初回は練習用キット付きのエピペンを処方します。
エピペンには使用期限があります。
使用期限切れを防ぐため「使用期限切れ等お知らせプログラム」に登録していただきます。
使用期限が切れる前に、使用のエピペンは当院にお持ちください。
医師の診察後新しいエピペンを処方します。

エピペンの処方、諸検査はすべて医療保険の適用となります。
必ず保険証をお持ちください。

海外渡航時の手荷物検査場で提出する英語による診断書をご希望の方は医師に相談してください(診断書料別途3000円)。